「外壁材が多過ぎてどれを選べばよいかわからない」「見た目の違いは分かるけど、何が違うのかわからない」という事でお困りの方も多いのではないでしょうか。
昨今、リフォーム市場の拡大と合わせて、外壁材の種類が非常に多くなってきております。
ここでは外壁材の種類とそれぞれの特徴などを紹介していきます。
外壁材の種類を紹介
普段気にすることは少ないと思いますが、住宅の外壁に使用される外壁材には様々な種類があります。
それぞれ紹介していきますので、外壁リフォームを検討されている方は参考にしてみて下さい。
サイディング
国内住宅の約80%という高いシェア率を誇るのがサイディングです。
サイディングとは工場で予め成形され、定尺に揃えられた板(サイディングボード)を指しています。それを現地で外壁に貼ることで仕上げられていきます。
メンテナンス性、コストパフォーマンスに非常に優れた外壁材です。
また、サイディングの中にも様々な種類があります。
窯業系サイディング
サイディングの中で最も主流なのが窯業系サイディングです。
セメント・繊維質などを原料にして作られています。
金属系サイディング
金属メッキを貼り付けたサイディングです。
窯業系に次いで非常に多くの住宅に使用されております。
金属は錆びるイメージが強いかと思いますが、ガルバリウム鋼板を使用することで錆や耐久性に強いサイディングとなっています。
木質系サイディング
木を材料としたサイディングです。天然木に塗装を施すことで仕上げられています。
天然素材が持つ独特の風合いが楽しめる外壁材です。
樹脂系サイディング
樹脂を原料としたサイディングです。塩害や凍害に強いという特徴から、北陸地方などで使用されることが多いサイディングです。
モルタル外壁
モルタル外壁はモルタルを塗ることで仕上げられる塗り壁外壁です。
安価で採用しやすい外壁です。
また、塗り方や吹き付け方で様々なデザインに仕上げることが出来るという、自由度の高い外壁材でもあります。
タイル外壁
タイルで仕上げた外壁です。
デザイン性だけでなく耐久性も非常に高い外壁ですが、効果という事もあり、あまり見かけない外壁です。玄関廻りにのみ採用するなど、アクセント外壁として採用してもお洒落に仕上げられます。
まとめ
外壁材には様々な種類があり、それぞれ見た目だけでなく特徴が異なります。
外壁材は頻繁に変える物でも無い為、しっかりと特徴を把握したうえで選択しましょう。