「外壁リフォームをしたいけど、どんな工法で行えばよいかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
外壁リフォームは取り扱う商品だけでなく、様々な工事方法があります。
どのように選べばよいのか、それぞれの工法を紹介していきます。
様々な外壁リフォームの工法
外壁補修
外壁は経年劣化により、クラック(ひび割れ)や外壁塗装に剥げやサビが出てきてしまうといった様々な問題が起こります。そういった不具合を部分的に修理するのが外壁補修です。
外壁塗装
外観の見た目を良くすることだけではなく、建物を雨風から保護したり、断熱、遮熱効果を向上させることができます。
塗料の種類により、耐用年数が違うだけでなく、遮熱や断熱といった様々な機能をもたせることが出来る対応幅の広い工法です。
外壁カバー工法
既存の外壁をそのままに新たな外壁材を重ね貼りする工法です。
外壁材の経年劣化により外壁塗装では対応が出来なくなってしまった際、安価で外壁材を変えることが出来る工法です。
外壁張替え
既存の外壁材を剥がし、新しい外壁材を貼るという工法です。
外壁リフォーム中で最も新築時に近い状態にすることが出来ます。
外壁リフォームの工法の選び方
予算からみた選択
工法により掛かる予算はバラバラです。
補修は約5万~、塗装は約80万~、カバー工法は約120万~、張替えは約160万~と違いがあります。予算に合わせて外壁リフォーム工法を検討してください。
劣化状況から見た選択
軽度のクラックや隙間、サビ等であれば外壁補修で十分間に合います。
外壁塗装の耐用年数はおおよそ15年と言われていますので、その頃には外壁塗装を視野に入れましょう。築30年前後になった場合には、経年劣化のため外壁塗装では間に合わなくなるので、外壁カバー工法や外壁張替えを候補に入れましょう。
断熱や機能性からみた選択
外壁補修のコーキング処理は断熱などの効果はありません。
外壁塗装は塗料を使用する外壁塗装では断熱効果のある高機能な塗料があります。
外壁張替えとカバー工法は、断熱性能・遮音性能・耐震性に変化を与えることが出来る工法です。目的に応じて工法を選ぶのも良いでしょう。
まとめ
外壁リフォームは工法により様々な違いがあります。
それぞれの特徴を踏まえながら外壁リフォーム工法を検討することをオススメします。